大事な生徒のコンクールの日でした。
生徒本人がチャレンジを決意してから、
いろんな方向から音楽にアクセスするレッスンでした。
「これがヴァイオリン向上につながるの?」
と、思うようなこともいろいろやってもらいました。
本人も保護者の方も、
よく信じてやってくださったと感謝しています。
その子自身も初めてのコンクールでしたし、
どこまで引き上げてあげられるか、
本人のメンタルとも相談しながら
レッスンを進めました。
コンクール当日、
リハ室で出場者たちの音出しの場で
思いのほか自分がのんびり弾いてることに気づいたみたい、
本番意識的にテンポをあげたそうです。(余裕ある~)
本番の出だしを聞いて、
うんうん私はこのテンポを狙っていたのよ
と思いながらも、
指がもつれやしないか、
少し心配しながら見届けました。
テンポ設定に終始したからか、
抑揚など若干物足りなさは感じる演奏でしたが、
かえって曲のシンプルさの際立った
素直な演奏だったと思います。
その点は審査された先生方からもご講評いただきました。
もちろん課題もたくさんあります。
指導させてもらった側にも課題山積。
しかしながら、
この半年の彼の成長たるや目を見張るものがありました。
この成長に関わらせていただけるなんて、
いい仕事させてもらえてると感謝です。
今週は思いっきり遊ぶんですって♡
うんうん、たっぷり気分転換しておいで。
また一つ先のステージで待ってるから。